過払い請求・過払い返還マニュアル

過払い金返還請求の流れ

過払い金返還請求の流れは、金融業者との話し合い(調停)で解決できるか、訴訟を起こして裁判で判決を受けるかによって若干変わりますが、いずれの場合でも、金融業者に取引履歴の開示を請求することから始まります。

そして、金融業者から開示された取引履歴を元に、利息制限法による過払い金の引き直し計算を行い、過払いの金額を算定します。

(個人による開示請求では、改竄された取引履歴を提示される場合があるので注意が必要です)

過払い金額を算定したら、いよいよ貸金業者に過払い金の返還を請求することになります。

弁護士に過払い返還請求を委任した場合は、弁護士と貸金業者間の話し合いだけで和解できることが多いのですが、個人での過払い請求では、そのほとんどが訴訟を起こす必要が出てくるので、過払い金返還請求訴訟の概略を説明します。

●過払い金返還請求訴訟の流れ

@ 訴訟を検討

A 紛争内容の確認(どの法律でどのような主張をするのかを決める)

B 必要書類等の収集

C 訴状の作成

D 裁判所へ訴状を提出

E 裁判所による必要書類等の確認

F 訴訟で争う金額に応じた手数料の納付(収入印紙で納付、調停の場合は半額で済みます。)

G 裁判所から金融業者へ訴状送達

H 第一回口頭弁論期日の指定及び呼び出し

I 口頭弁論の準備

J 裁判所へ出頭(口頭弁論・原告による訴状の陳述、被告の答弁)

K 判決

証拠調べ等の期日を経て判決が下されますが、通常の訴訟における判決の言い渡しは、口頭弁論終結の日から2か月以内にするものとされています。



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